「軍用M17/M18での使用で不具合」Blackhawk社が新型のL2Cホルスターをリコール
Blackhawk社が先般リリースした新型ホルスター「Tシリーズ」 L2Cホルスターについて、米軍制式拳銃であるM17/M18MHSと組み合わせた場合、意図しない挙動が発生するとしてリコールしたことが明らかになった。
Photo from Blackhawk
「Tシリーズ」は有名なSERPAシリーズの後継となる樹脂製ホルスター。写真はグロック用のもの。
ベルトループ用スクリューホールなどは従来のものと同じ規格となる。SERPAではトリガーフィンガーを用いてロックを解除することから安全性が疑問視されていたが、文字通り親指(Thumb)を使うタイプとなった。ロック数や用途向けにいくつかバリエーションがあり、L2Cはリテンションレベル2、コンシールキャリー向けとなる。
参考:
TVのBlackhawkの「SERPAホルスター」特集で不適切な安全管理が映り込み炎上 - ミリブロNews
米ロサンゼルス市警察がブラックホーク製「SERPAホルスター」の利用を即時全面禁止に - ミリブロNews
不具合は社内の技術者による検証で明らかになったもの。M17/M18MHSをホルスターに差し込んだ場合、マニュアルセフティレバーがホルスターのフチに引っかかり、セフティがオフになってしまうことがある。なお、ベースモデルであるシグ社のP320ならびにほぼ同一形状のP250ではこの問題は発生しない。
リコールの対象はP320用のもののうちパーツナンバーの刻印が「A」となる1500個。現在はすでに改修済みの「B」刻印のものに切り替わっている。
もっとも、M17/M18MHSの軍用バージョンとまったく同一のものは、記念モデルとしてごくごく少数が販売されただけで、民間にはほとんど出回っていない。そんな貴重なものをホルスターに入れて使用するコレクターもいないわけで、海外メディアの中には「謎めいたリコール」と考える人も少なくないようだ。
Source: Federal Cartridge Recalls Blackhawk Gun Holsters Due to Injury Hazard | CPSC.gov
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201911
Photo from Blackhawk
ベルトループ用スクリューホールなどは従来のものと同じ規格となる。SERPAではトリガーフィンガーを用いてロックを解除することから安全性が疑問視されていたが、文字通り親指(Thumb)を使うタイプとなった。ロック数や用途向けにいくつかバリエーションがあり、L2Cはリテンションレベル2、コンシールキャリー向けとなる。
Photo from Blackhawk
参考:
TVのBlackhawkの「SERPAホルスター」特集で不適切な安全管理が映り込み炎上 - ミリブロNews
米ロサンゼルス市警察がブラックホーク製「SERPAホルスター」の利用を即時全面禁止に - ミリブロNews
不具合は社内の技術者による検証で明らかになったもの。M17/M18MHSをホルスターに差し込んだ場合、マニュアルセフティレバーがホルスターのフチに引っかかり、セフティがオフになってしまうことがある。なお、ベースモデルであるシグ社のP320ならびにほぼ同一形状のP250ではこの問題は発生しない。
リコールの対象はP320用のもののうちパーツナンバーの刻印が「A」となる1500個。現在はすでに改修済みの「B」刻印のものに切り替わっている。
Photo from CPSC
もっとも、M17/M18MHSの軍用バージョンとまったく同一のものは、記念モデルとしてごくごく少数が販売されただけで、民間にはほとんど出回っていない。そんな貴重なものをホルスターに入れて使用するコレクターもいないわけで、海外メディアの中には「謎めいたリコール」と考える人も少なくないようだ。
Source: Federal Cartridge Recalls Blackhawk Gun Holsters Due to Injury Hazard | CPSC.gov
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201911
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント