震災の混乱に乗じたのか、中国海監所属のヘリコプター「Z9」が26日に、東シナ海中部の日中中間線の東側で海自上自衛隊の護衛艦へ近接飛行したことが報じられた。


統合幕僚監部によると、3月26日(土) 16時46分頃、東シナ海中部海域において警戒監視中の護衛艦「いそゆき」に対して、中国ヘリコプターが水平約90メートル、垂直約60メートルの距離に接近し1周したとしている。

中国ヘリによる海自護衛艦への接近事案については、3月7日に東シナ海のガス田「白樺」周辺で、警戒監視中の海上自衛隊護衛艦に対し、約70メートルまで接近したことが報じられたばかり。今回はその時よりも更に接近した状況が報じられている。

写真：統合幕僚幹部

参考記事：
http://www.mod.go.jp/jso/press2011/press_pdf/p20110326.pdf
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110327/plc11032700150000-n1.htm
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011032700013