デンマークの英字紙『The Local』は 9 月 26 日、同国の防衛関連企業の数社が、2008 年から 2012 年の 4 年間にわたって外国からのサイバー攻撃を受けていたことが分かったと報じた。

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この攻撃では、主に F-35 計画に関するデータが狙われたとされる。デンマークは F-35 計画のレベル 3 の参加国で、例えば同国の防衛大手企業 Terma 社は、F-35 の外壁パネルや機関砲のチャンバーなどの部品を開発している。

政府系機関や主要産業機関を狙った標的型攻撃で使用されるリモート・アクセス・ツール (RAT) の「PlugX」が使われたとのことだ。

攻撃元は中国であると目されているが、デンマークの中国大使館は関与を否定するコメントをしたという。

The Local 2014/09/26
About Remote Access Tool PlugX
Photo: F-35A in Flight / Lockheed Martin official Flickr
Image is for illustration purposes only.
Text : 鳥嶋真也 - FM201410