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英首相、エリート特殊部隊 SAS に IS 指導者らの捕縛・殺害を許可。SEAL チームも作戦に帯同

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IS (イスラム国) の支配が及ぶイラク・シリアの奥地まで、英国のエリート特殊部隊がテロ指導者らの捕縛・殺害を目的に出動する。

北アフリカのチュニジアで先月 26 日に発生したホテル襲撃テロ事件で、38 人の死者のうち英国人が 30 人を占めたことを受け、デーヴィッド・キャメロン英首相が「シリア、イラク両国内で IS を粉砕しなければならない」と発言。

英紙 The Sunday Times をはじめとしたニュースサイト各紙は 5 日付の記事で、情報機関高官の話として、キャメロン首相が、陸軍の特殊部隊 SAS (Special Air Service: 特殊空挺部隊) に対して、シリアとイラク国内で活動中の IS テロ首謀者の襲撃を許可しているとのこと。

英国の脅威となる IS を含めた幾つかのテロ集団を対象に、対外諜報を担う MI6 (情報局秘密情報部) と、通信傍受や暗号解読といった SIGINT (signals intelligence) を担う GCHQ (Government Communications Headquarters: 政府通信本部) とが、実行部隊である SAS と SBS (Special Boat Service: 海兵隊特殊舟艇隊) の支援をおこなう。
これら英軍特殊部隊の派兵については、かなり以前から先を見越した行動をとっており、数年前にはシリア国内で化学兵器の脅威があるとして、作戦が計画されたことがあったが、リスクに見合わないことから断念されている。

関連記事:
英国SAS/SBSがシリアの生物化学兵器狩りを開始?

しかし、今回のチュニジアでのテロ事件の発生により、IS 討伐における特殊部隊の派兵に拍車が掛かったようだ。

英国主導のこの「秘密の戦争 (secret war) 」には、60 名から最大で 100 名のエリート隊員が参加、米海軍特殊部隊 SEAL チームも作戦を共に行動する。(米紙 IBT によるとこの他に米陸軍特殊部隊 Delta Force も作戦メンバーに含まれている)

関連記事:
SAS と米特殊部隊、武装組織「イスラム国」を倒すため「タスク・フォース・ブラック」を立ち上げ

The Sunday Times 2015/07/05
International Business Times (IBT) 2015/07/05

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