米陸軍、ボディーアーマーに挿入して利用する「被弾・損傷自動検知システム (AID) 」の実弾射撃試験を実施
米陸軍の実験部隊 (EXFOR: Experimental Force) は 10 月 6 日、ジョージア州フォート・ベニングでおこなわれた AEWE (Army Expeditionary Warrior Experiments) 2016 の席で、実弾射撃を伴う「自動損傷検出 (AID: Automatic Injury Detection) システム」の試験をおこなった。
AID はユタ州レイトンに本拠を持つ Select Engineering Services, LLC が生産するシステム。軽量で省電力、防水、堅牢な造りで、検知フィルムと ABLE (Adjustable Bluetooth Low Energy) と呼ばれるチップを、兵士が着用するボディーアーマーにインサートして使用する 「アクティブ・センサー」方式で構成されている。EXFOR Soldiers conducted live fire experimentation with the Automatic Injury Detection or AID (Select Engineering...
Posted by Army Expeditionary Warrior Experiments on 2015年10月6日
アーマー部分へ被弾した際の負傷状況を自動的に通知するもので、無線 (RF: Radio Frequency) または戦術データリンク (VMF: Variable Message Format) で情報を通信し、NETT WARRIOR を介して負傷兵の GPS 座標位置や血液型、損傷などが共有される。
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Army Expeditionary Warrior Experiments 2015/10/07
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