NEWS

米陸軍が新型「分隊選抜射手ライフル(SDM-R)」『M110A1』の試験写真を公開

海外軍事 Comments(0)
米陸軍が新型「分隊選抜射手ライフル(SDM-R)」『M110A1』の試験写真を公開
Photo by Staff Sgt. kimberly jenkins
米軍デジタルメディアギャラリー「DVIDS(Defense Visual Information Distribution Service)」に、新型の『分隊選抜射手ライフル(SDM-R: Squad Designated Marksman Rifle)』をテストに供する画像が投稿された。
テストは25日に、テキサス州フォート・ブリスのマックレガー訓練複合施設でおこなわれており、第1機甲師団・第1旅団戦闘団・第17歩兵連隊・第4大隊が、陸軍総軍(FORSCOM: US Army Forces Command)によって、SDM-R最初の試験部隊に選ばれたことが示されている。

関連記事:
アメリカ陸軍が新分隊選抜射手小銃としてM110A1 CSASSの調達を2019年度予算案に盛り込む

米陸軍が新型「分隊選抜射手ライフル(SDM-R)」『M110A1』の試験写真を公開
Photo by Staff Sgt. kimberly jenkins
SDMRは、Heckler&Kochの「HK417」をベースとするドイツ軍の「G28」狙撃銃のバリエーションモデル。今回投稿された写真を拡大すれば、本体に『M110A1』のマーキングがはっきりと確認できる。

軽量コンパクトな造りとして接近戦能力を維持しながらも、地上戦闘での射程を延伸させるよう設計。最大有効射程はまだ完全に検証されていないものの、兵士は距離800メートルでの交戦を優位に進められると期待されている。

関連記事:
米陸軍 H&K G28E-110小銃ベースの新型分隊支援火器(SDMR)を9月から配備開始予定
米陸軍の『分隊選抜射手ライフル(SDMR)』にシグ社のライフルスコープ『TANGO6 1-6×24』が選定

米陸軍が新型「分隊選抜射手ライフル(SDM-R)」『M110A1』の試験写真を公開
Photo by Staff Sgt. kimberly jenkins
同大隊(4-17 Infantry Battalion)は、「SDM-Rはまだ開発段階のテスト段階にある新型の武器だ」「今回のテストを通じて収集した各種データを利用し、今後、銃本体と使用する弾薬の改善に繋げる」としている。

Source: Soldiers from 4-17 Infantry Battalion, 1st Stryker Brigade Combat Team, 1st Infantry Division, Conduct Testing on New SDM-R Rifle [Image 1 of 6]

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop