米陸軍が新型「分隊選抜射手ライフル(SDM-R)」『M110A1』の試験写真を公開
米軍デジタルメディアギャラリー「DVIDS(Defense Visual Information Distribution Service)」に、新型の『分隊選抜射手ライフル(SDM-R: Squad Designated Marksman Rifle)』をテストに供する画像が投稿された。
Photo by Staff Sgt. kimberly jenkins
テストは25日に、テキサス州フォート・ブリスのマックレガー訓練複合施設でおこなわれており、第1機甲師団・第1旅団戦闘団・第17歩兵連隊・第4大隊が、陸軍総軍(FORSCOM: US Army Forces Command)によって、SDM-R最初の試験部隊に選ばれたことが示されている。
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軽量コンパクトな造りとして接近戦能力を維持しながらも、地上戦闘での射程を延伸させるよう設計。最大有効射程はまだ完全に検証されていないものの、兵士は距離800メートルでの交戦を優位に進められると期待されている。
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Source: Soldiers from 4-17 Infantry Battalion, 1st Stryker Brigade Combat Team, 1st Infantry Division, Conduct Testing on New SDM-R Rifle [Image 1 of 6]
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SDMRは、Heckler&Kochの「HK417」をベースとするドイツ軍の「G28」狙撃銃のバリエーションモデル。今回投稿された写真を拡大すれば、本体に『M110A1』のマーキングがはっきりと確認できる。
Photo by Staff Sgt. kimberly jenkins
軽量コンパクトな造りとして接近戦能力を維持しながらも、地上戦闘での射程を延伸させるよう設計。最大有効射程はまだ完全に検証されていないものの、兵士は距離800メートルでの交戦を優位に進められると期待されている。
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同大隊(4-17 Infantry Battalion)は、「SDM-Rはまだ開発段階のテスト段階にある新型の武器だ」「今回のテストを通じて収集した各種データを利用し、今後、銃本体と使用する弾薬の改善に繋げる」としている。
Photo by Staff Sgt. kimberly jenkins
Source: Soldiers from 4-17 Infantry Battalion, 1st Stryker Brigade Combat Team, 1st Infantry Division, Conduct Testing on New SDM-R Rifle [Image 1 of 6]
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