防衛装備庁(ATLA)が『電磁加速システム(レールガン)』を含む様々な兵器技術の研究開発とその取り組みを紹介
防衛省・防衛装備庁(ATLA: Acquisition, Technology & Logistics Agency)が公式チャンネルを使って陸上装備研究所の広報ビデオを投稿した。
投稿された映像には、CBRN(化学・生物・放射性物質・核兵器)対応遠隔操縦作業車両システム、軽量戦闘車両システム、ハイブリッド動力システム、IED(簡易爆発物)対処システム、電磁パルス発生基礎技術といった陸上装備研究所における研究概要、試験評価、試験装置等の紹介がおこなわれている。
投稿された映像には、CBRN(化学・生物・放射性物質・核兵器)対応遠隔操縦作業車両システム、軽量戦闘車両システム、ハイブリッド動力システム、IED(簡易爆発物)対処システム、電磁パルス発生基礎技術といった陸上装備研究所における研究概要、試験評価、試験装置等の紹介がおこなわれている。
Screenshot from ATLA Official Channel
中でも8分15秒付近からは『電磁加速システムの研究』と題した「レールガン」の開発について紹介されている。
Screenshot from ATLA Official Channel
従来の火砲が「火薬」の燃焼ガスにより弾丸を押し出して加速させるのに対して、レイルガンでは「電磁力」により飛翔体を高速で射出させる点に特徴を持つ。
映像では「2メガアンペアを超える大電流が流れれば、原理的には10キログラム以上の質量をもつ飛翔体を秒速2,000メートル以上の初速で発射させることが可能だ」と紹介。従来の火砲よりも弾丸の飛距離や命中精度を飛躍的に向上させることを目的に掲げている。
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