B.E. Meyersが米国防総省向けの特定変種『MAWL-X1』の追加を発表
ビーイーメイヤーズ社(B.E. Meyers & Co., Inc.)が、米国防総省向けの特定変種『MAWL-X1』の追加を発表した。
Photo from B.E. Meyers & Co., Inc.
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同社は2017年にMAWL-X1を陸軍高等機動センター(MCoE: Maneuver Center of Excellence)経由で兵士強化計画(SEP: Soldier Enhancement Program)のために提出。その後、同じく陸軍で兵士携行火器用の精密捕捉装置の開発を担っている「PdM-SPTD(Product Manager, Soldier Precision Targeting Devices)」が、限定ユーザー評価のために調達しており、第82空挺師団、第173空挺旅団、第2歩兵師団など様々な戦闘部隊によって評価を実施している。そして2018年以降、およそ766個のMAWL-X1が配備されている。
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真のモジュール性
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MAWL-X1は、3つの独立したヘッド、ボディ、およびエンドキャップコンポーネントで構成される真のモジュラー設計であるため、サプライチェーンレベルでの持続性を持つ。
射手の利き腕を問わず対応がおこなえ、「アルトマウント」ボディは、M4 / M16、M27、M249、M240G、精密ライフルなど、複数の武器プラットフォームでの汎用性を高めている。
優れた人間工学
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全てのMAWLバリアントと同様に、MAWL-X1は暗闇の中やストレス下において、手袋をはめたままでも直感的に操作できるように設計されている。細かく調整された出力と分散プリセットを備えたシンプルなスイッチメカニズムを特長としており、近距離から長距離へと1秒足らずでターゲットの捕捉がおこなえる。
比類なき照射レンジと鮮明さ
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最適化されたVCSELテクノロジーによって、照射ビームのパフォーマンスを大幅に向上させている。これにより、兵士の状況認識能力を高め、外部光源によって生成された「フォトニックバリア(photonic barrier・・・非常に明るいまたは指向性のある光源による影響で、隣接するオブジェクト/個人の識別を不可能にすること)」を克服するとしている。
Source: BE Meyers & Co Announces MAWL-X1, New DoD MAWL Variant
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