自衛隊新制式小銃らしき銃の意匠登録を豊和工業が更新
豊和工業が自衛隊の新制式小銃として開発しているものと思われる銃について、2018年、同社が登録した意匠が公開されたが、先日新たなものが公開になった。
参考:豊和工業が出願していた新型自動小銃らしきものの意匠が公開 - ミリブロNews
今回公開になった意匠は2015年9月25日に登録されたもの。前回のものの4ヶ月後に登録されている。前回と同じように、秘密意匠制度(意匠法第14条1項)を用いて登録されており、2019年8月14日に更新されている。モデル名や仕様等を類推できる情報はない。
全体としてのデザインは大きな変化はないが、銃身長がやや短縮されたのが分かる。細かい部分ではハンドガード前端のデザインの変更や、両サイドのレールが後付式でなく下部レールと一体式になった。ショルダーパッドはHK416のものとデザインが似ている。
また折りたたみ式のバックアップアイアンサイトが新たに描き加えられた他、トリジコン社のVCOGに似た光学照準器を意匠に取り込んでいる点も気になる。軍用小銃でも光学照準器はごくスタンダードな装備になりつつあり、新小銃でも標準装備として配備される可能性は大いにある。
出願が以前のものとほぼ同時期であるのに公開時期が遅くなったのは、こちらが「決定稿」に近いからという推測もできるだろう。各国が小銃を更新する流れが加速しているが、日本はそのトレンドに追いつくことができるだろうか。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201909
全体としてのデザインは大きな変化はないが、銃身長がやや短縮されたのが分かる。細かい部分ではハンドガード前端のデザインの変更や、両サイドのレールが後付式でなく下部レールと一体式になった。ショルダーパッドはHK416のものとデザインが似ている。
また折りたたみ式のバックアップアイアンサイトが新たに描き加えられた他、トリジコン社のVCOGに似た光学照準器を意匠に取り込んでいる点も気になる。軍用小銃でも光学照準器はごくスタンダードな装備になりつつあり、新小銃でも標準装備として配備される可能性は大いにある。
出願が以前のものとほぼ同時期であるのに公開時期が遅くなったのは、こちらが「決定稿」に近いからという推測もできるだろう。各国が小銃を更新する流れが加速しているが、日本はそのトレンドに追いつくことができるだろうか。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201909
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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とは随分ミーハーな設計なこと。
トップレール+3面サブレールの方が重量問題や剛性問題には有効ではあった。(薬莢受けの構造上変更は予想できたけど)
輸出を見越しているのか、それとも外部アクセサリーの大幅導入をするのか。おそらくフォアグリップとバイポッド、光学系は導入されると思われる。あとはタクティカルライトは自腹でPEQ系は後日開発かな?
M203がアドオンできるような設計らしいし特戦群とかも使うのかね?