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米海軍海上戦闘センター(NSWC)/クレーンが「接近戦用照準器(CQS)」最大50億円相当の購入計画を発表

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米海軍海上戦闘センター(NSWC)/クレーンが「接近戦用照準器(CQS)」最大50億円相当の購入計画を発表
U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Meranda Keller/Released
This photo is for illustration purposes only.
米海軍海上戦闘センター(NSWC: Naval Surface Warfare Center)/クレーン(CRANE)が、「昼光用小型照準システム(MAS-D: Miniature Aiming Systems - Day Optics)」における「接近戦用照準器(CQS: Close Quarters Sight)」についての要件を発出した。
CQSは付属する「クリップ式取り付けのマグニファイア(CM: Clip-on Magnifier)」と共に、コンパクトライフルおよびアサルトライフルの両方に使用する照準器。CQSの契約総額は最大で4,716万ドル(=約50億円)。最低でも30個の契約案件であることが見込まれ、去る1月29日より要件定義の受付が始まっている。

軍特殊作戦司令部(USSOCOM)主導で開発が進められるMAS-Dは、精鋭特殊隊員に対して状況認識能力の改善、交戦機会の軽減、有効射程に応じた命中率の向上を図ることを目的としたもの。中でもとりわけコンパクトライフルとアサルトライフルでの運用に特化したCQSは、広視野角(WFOV: Wide Field Of View)を持ち、「300メートル」までのターゲットに対して迅速且つ精確な射撃を支援するアイテムとして期待されている。なおCQSは単体での運用のみならず、付属する「マグニファイア(倍率付き単眼鏡)」との併用によって、近接戦闘(CQB)環境下から解放された際の野戦、機動作戦下でも有効な一撃を見舞うことを可能にする。

米海軍海上戦闘センター(NSWC)/クレーンが「接近戦用照準器(CQS)」最大50億円相当の購入計画を発表
Screenshot from National Defense Industrial Association (NDIA)
昨年5月に陸軍特殊作戦司令部(USASOC: U.S. Army Special Operation Command)が作成した資料「将来の部隊能力評価(Evolution of USASOC Future Force Capabilities)」によると、「視覚支援システム - 火器アクセサリ(VASWA: Visual Augmentation System-Weapons Accessories)」ロードマップに、L-3 Warrior Systems・EOTech製「EXPS3」ホログラフィック・ウェポンサイト(SU231A/PEQ(1X))の後継機として、「エイムポイント(Aimpoint)マイクロT2」レッド・ドットサイトが明記されている。なおマイクロT2については、第75レンジャー連隊向けの暫定的な解決策となる。

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米海軍海上戦闘センター(NSWC)/クレーンが「接近戦用照準器(CQS)」最大50億円相当の購入計画を発表
Screenshot from National Defense Industrial Association (NDIA)
資料では昨年3月時点に、同年8月での要件発表を皮切りに、続く11月17日にその提案を締め切った後、2018年9月に契約を結ぶといった一連のスケジュールが示されていた。また、CQSは陸軍特殊作戦司令部(USASOC)向けの14,893セットを筆頭に、海兵隊特殊作戦司令部(MARSOC)×1,737、海軍特殊作戦司令部(NSWC)×4,570、空軍特殊作戦司令部(AFSOC)×959と、軍特殊作戦司令部(USSOCOM)全体で合計22,158セットの配分になることも示されている。

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