ロシアが新小銃「AK-12」「AK-15」×計15万挺を発注。陸軍は2021年までの3ヶ年を掛けて受領予定
ロシア国防省がカラシニコフ(Kalashnikov Concern)社に対して、『AK-12(6P70)』『AK-15(6P71)』アサルトライフル×15万挺の発注をおこなった。
Photo from Kalashinkov
インテルファクスによると、陸軍は2019年から2021年までの3ヶ年を掛けて、年間5万挺ずつ受領する見込み。なお、AK-12とAK-15がどのくらいの割合で部隊に供給されるかは明らかとなっていない。
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AK-12は、将来型歩兵用戦闘キット「ラートニク(Ratnik)」の一部として開発が進められており、昨年12月20日にはカラシニコフ社が自社メディアポータルを通じて、「国家防衛用の一環で、AK-12の第一陣・25,000挺を出荷した」と明かしている。
ロシアの新小銃はこれまでに、AK-12、AK-15の他、デグチャレフ名誉工場の「AEK-971」についてもテストが重ねられ、いずれも採用されたことが報じられている。元連邦政府副首相で現在は国営宇宙開発企業「ロスコスモス(Roscosmos)」のトップを務めているドミトリー・ロゴージン(Dmitry Olegovich Rogozin)氏は2017年に、「AEK-971は特殊部隊用途になるだろう」と述べている。
カラシニコフ社によると、「AK-12はAK-74Mを徐々にリプレイスを図るものであり、国防省が唯一の顧客だ」としている。その一方で、世界武器取引分析センター(CAWAT: Center for Analysis of World Arms Trade)の報告によると、昨年12月18日のカタール建国記念パレードにおいてAK-12が目撃されていることから、同国が最初の輸出国になったとみられている。
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ロシアの新小銃はこれまでに、AK-12、AK-15の他、デグチャレフ名誉工場の「AEK-971」についてもテストが重ねられ、いずれも採用されたことが報じられている。元連邦政府副首相で現在は国営宇宙開発企業「ロスコスモス(Roscosmos)」のトップを務めているドミトリー・ロゴージン(Dmitry Olegovich Rogozin)氏は2017年に、「AEK-971は特殊部隊用途になるだろう」と述べている。
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