重機と軽機にコンバージョン可能! ロシア製Kord重機関銃の実射レポートがスターチャンネルで公開
ロシアの12.7mmKord重機関銃はデグチャレフ(Degtyarev)で開発され、1988年に正式採用となったモデル。既存のNSV重機関銃のリプレイスとして採用されていて三脚に乗せる重機関銃(6P58)、架台を使う車載機銃(6P49)あるいはバイポッドで軽機関銃(6P50)としても利用できるのが特徴です。
Capture screen: Телеканал ЗВЕЗДА YouTube channel
この機関銃の実射動画がをスターチャンネルで特集・公開されたので紹介しましょう。
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まずは架台に乗せて重機関銃としての射撃から。
約25kgの重さがあるので2人がかりで架装しています。
Capture screen: Телеканал ЗВЕЗДА YouTube channel
撃つのはスターチャンネルの女性レポーター。
ストックの形状はこうやって支持するためのものです。
Capture screen: Телеканал ЗВЕЗДА YouTube channel
照準眼鏡で狙いをつけて
発射します!
Capture screen: Телеканал ЗВЕЗДА YouTube channel
架台で固定されていても12.7mm弾の激しいリコイルがよく分かります。
Capture screen: Телеканал ЗВЕЗДА YouTube channel
そしてけっこう狙ったところに当たるものなんですね。
続いてバイポッド装備の軽機関銃バージョン。
機関部の巨大さと大口径砲のようなマズルブレーキが独特。サイクルレートは700発/分前後なので素人のレポーターが撃っても指切りで単連射できています。
Capture screen: Телеканал ЗВЕЗДА YouTube channel
このクラスの機関銃としては世界的にも珍しいバイポッドでの運用ですが、動画を見る限りは特に問題なく運用できそうな印象。
そしてターゲットチェック。
さすが12.7mm、スチールプレートもガンガン貫通しています。
Capture screen: Телеканал ЗВЕЗДА YouTube channel
ちなみにロシアの12.7mm弾は12.7x108mmとなり、NATO標準の12.7x99mm弾とは違うものです。
ちょっと珍しい現用機関銃の実射動画だけに、ぜひチェックしてみて下さい。
Text: 乾宗一郎 - FM201612
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