米陸軍がスナイパー用の新型ギリースーツ『IGS』のテストを実施。特殊部隊含め3,500着の調達を計画
今年の春に情報提供依頼書が発出された、米陸軍のスナイパー用『新型ギリースーツ(IGS: Improved Ghillie System)』についての提案が9月24日に締め切りを迎えた。
Photo Credit: U.S. Army photo
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現行の「難燃性ギリーシステム(FRGS: Flame Resistant Ghillie System)」は、暑く、嵩張りがあったが、IGSでは素材の見直しから着手し、軽量なものを使用し、引き続きの難燃性を持ちながらも通気性と擬装性能を追求した仕様を目指している。
加えて、現行品の利用における実態調査をおこなった結果、現行FRGSでは付属する各種ギリーキットの大半が利用されていない、または別のもので代用されていることが判明している。IGSではFRGSの1,300ドル(=約15万円)と比べて更にコストを抑えることができると見込んでいる。
なお、今回交わされる契約の下では3,500着のIGSが生産され、特殊作戦司令部(SOCOM)隷下を含めた3,300名の陸軍スナイパーの手元に届く予定となっている。
サンプル入手後11月には、夜間など暗闇の中でナイトビジョンゴーグル越しであっても溶け込めているかや、日中でもヒトの目視にも擬装できているか、更にはスナイパーが移動した際の騒音がどの程度発しているのかなど、様々な環境下でテストと検証がおこなわれる。
加えて、現行品の利用における実態調査をおこなった結果、現行FRGSでは付属する各種ギリーキットの大半が利用されていない、または別のもので代用されていることが判明している。IGSではFRGSの1,300ドル(=約15万円)と比べて更にコストを抑えることができると見込んでいる。
なお、今回交わされる契約の下では3,500着のIGSが生産され、特殊作戦司令部(SOCOM)隷下を含めた3,300名の陸軍スナイパーの手元に届く予定となっている。
サンプル入手後11月には、夜間など暗闇の中でナイトビジョンゴーグル越しであっても溶け込めているかや、日中でもヒトの目視にも擬装できているか、更にはスナイパーが移動した際の騒音がどの程度発しているのかなど、様々な環境下でテストと検証がおこなわれる。
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