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米海兵隊の次世代個人携行用浄水システム『IWPS II』

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米海兵隊は現在、次世代型の個人携行用浄水システム『IWPS II(Individual Water Purification System Block II)』の配備を進めている。
これまで使用されてきた現行システム「ブロックI」は2004年に配備が始まり、飲用水の確保が難しい「襲撃」や「偵察」をおこなう小規模部隊で使用されてきた。
ブロックIでは飲用直前にウィルス除去のために「ヨウ素」または「二酸化塩素」を含んだ専用浄化剤を投入し、15分ほどの時間を要していた。しかしIWPS IIではその必要が無く、病原性の微生物を有効に除去する内部カートリッジが使用されている。また化学処理を不要にしたことで耐久性が向上するという利点を持ち、寒冷地対策として凍結・解凍への耐性を持つことも特徴に挙げられている。

関連記事:
米海兵隊が2018会計年度に次世代型の個人携行用浄水システム「IWPS II」を配備


Screenshot from Marine Corps Systems Command (MCSC)
IWPS IIは、背嚢に収めるハイドレーションパックとの併用、あるいは緊急時にはフィルターをストロー代わりに使用し、川や水たまりから直接吸飲が可能。作戦展開地域によっては、予備の飲料水を常時携行する必要性が低減できるとあり、とりわけ無線偵察小隊(Radio Recon Platoons)、地上戦闘要員(Ground Combat Element)での利用に期待されている。


Screenshot from Marine Corps Systems Command (MCSC)
IWPS IIの開発に当たっては、海兵隊と陸軍のナティック兵士研究開発技術センター(NSRDEC)が14ケ月以上の歳月を掛けて調査し市販品をテスト。製品までの取り組みと緊急要件や運用上の需要に対応する新しい技術が評価され、この度「ロン・キス海洋技術移行賞(Ron Kiss Maritime Technology Transition Award)」が贈られている。

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