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米海兵隊が2019会計年度で陸軍の新型MHS×35,000挺の購入予算を計上

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Screenshot from DVIDS movie
This photo is for illustration purposes only.
米海軍省が2月に2019会計年度の予算見積もり書を発出した。
この中で、歩兵武器システム群の継続的なモニタリングと評価および実装を目的に、28,292,000ドル(=約30億円)の予算投入が示されている。これには海軍との共同化および海兵隊独自のシステム近代化が挙げられている。

また、予算配分の具体的な内訳の中には、①M27歩兵自動小銃(IAR)、②モジュラー・ハンドガン・システム(MHS)、③コンパクト・セミオート式狙撃システム(CSASS)、④M320グレネードランチャー、⑤TOW装甲銃塔キット2.0(TOGPK 2.0)が含まれており、合わせて22,961,000ドル(=約24億円)がその調達・配備資金として計上されている。

U.S. Marine Corps photo by Sgt. Alicia R. Leaders/Released
①のM27については、これまでの報道にあったっ通り、その追加取得によって海兵隊が展開する地上戦闘において「リーサリティー(致死性)」の向上に寄与するものとして引き続きの関心が寄せられている。


Photo from SIG Sauer
②MHSは、これまで長きに渡って運用されてきたM9、M9A1、M45A1といったピストル群からのリプレイスを図ることが示されている。
また併せて最近になって海兵隊の中の一部の部隊に配備が公表され、『M007(エムダブルオーセブン)』の名で制式化された「グロック19M」についても言及がみられる。手頃でメンテナンス性に優れていながらも同様にリプレイス対象になるようだ。M007は、第4.5世代に当たるグロック19Mで、海兵隊により2017年5月から配備が進められていた司法執行機関向けモデル。

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公開された予算計画書によると、MHSは海外活動費(OCO: Overseas Contingency Operations)こそ計上されていないものの、2019会計年度の基本予算において単価180ドル(=約1.9万円)×35,000挺、総額630万ドル(=約6億3,600万円)の予算が提示されている。また、専用のアクセサリ類として407万ドル(=約4億3,000万円)の記載も確認できる。

先行して配備が進められている陸軍では19万5,000挺のMHS購入を予定しており、その大半がフルサイズ版「M17」になるとみられている。一方で海兵隊の場合はコンパクトモデルの『M18』を求める傾向にあるようだ。これは、2月13日付け連邦事業機会の公告を通じて、海兵隊システム司令部がM18用ホルスターの情報提供を求めた依頼を発出していたことを根拠としている。


Photo from Military Blog Japan
③CSASSは人間工学性を向上させ、射手の行動時間の増大を狙い、M110からのリプレイスを図る。軽量で性能強化したライフルによって、複数のターゲットや動くターゲットに対するスナイパーの能力向上に期待が寄せられている。

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2019会計年度の基本予算計画を見てみると、CSASSは単価8,595ドル(=約91万円)×116挺となる総額997,000ドル(=約10億6,000万円)を計上している。こちらもMHS同様に海外活動費としての計上は見当たらない。


U.S. Marine Corps photo by LCpl. Taylor W. Cooper
④M320グレネードランチャーは、歩兵部隊で配備されてきたM203からのリプレイスを図る。M320のシステムは、陳腐化したM203と比べて多くの優れた機能を持ち、中でも顕著だとされるのがスタンドアローンとして独立運用可能な点が挙げられている。この他にも、発射レートの向上、リーフサイトからの改良による迅速なターゲットの捕捉、装填方式の構造変更に伴い各種弾薬への対応といったアドバンテージを持つ。

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M320については、2019会計年度で単価1,300ドル(=約13.8万円)×623挺、総額81万ドル(=約8億6,000万円)の予算が計上されている。


この他、①~⑤以外では『分隊選抜射手小銃(S-DMR: Squad Designated Marksman Rifle)』や、「Mk.13スナイパーライフル」の記載も確認できる。なお、Mk13スナイパーライフルについては、2018会計年度において、単価12,000ドル(=約127万円)×356挺の総額約427万ドル(=約4億5,000万円)の予算が示されている。

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