USSOCOMが新型戦闘ヘルメット(FTHS)に『Ops-Core FAST SF』を購入。最大9,500万ドルの契約
ジェンテックス社(Gentex Corp.,)が、米軍特殊作戦司令部(USSOCOM)向け戦闘ヘルメットを数量未定・固定価格(IDIQ/FFP)契約(H92403-19-D-0003)の下、最大9,500万ドル(=約106億円)で受注した。国防総省の契約発表ページをソースとし、各メディアは『オプスコア・ファストSF(Ops-Core FAST SF)』を対象製品として紹介している。
Photo by Jason Johnston
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精鋭隊員用となるこの新型戦闘ヘルメット取得に向けた動きは2017年5月遡る。USSOCOMの発出した提案依頼書(RfP: Request for Proposal)によると、「先進装備要件(SPEAR: Special Operations Forces Personal Equipment Advanced Requirements)」群の1つとして「戦闘ヘルメットシステム(FTHS: Family of Tactical Headborne Systems)」の取得が計画されていた。
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このFTHS計画では、「オプスコアFAST(Future Assault Shell Technology)ヘルメット」からのリプレイスを企図したものであり、①モジュラー性と②エルゴノミック(人間工学)性、③防弾性の拡張に特徴を持つ④軽量な戦闘用ヘルメットの開発が求められている。そしてこの計画にはジェンテックス、リヴィジョン・ミリタリー(Revision Military)、スリーエム・セラダイン(3M Ceradyne)の3社が競合として参加。
FAST SFは、その前身である「FASTマリタイム(Maritime)」と同等の防護性能を持ちながらも10%の軽量化が特徴となっている。
なお今回の契約獲得に伴う作業は、ジェンテックス社の本拠地となるペンシルベニア州シンプソンの施設でおこなわれ、2024年4月までの完納が予定されている。
Source: U.S. Department of Defense (DoD) Contracts for April 12, 2019
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FAST SFは、その前身である「FASTマリタイム(Maritime)」と同等の防護性能を持ちながらも10%の軽量化が特徴となっている。
なお今回の契約獲得に伴う作業は、ジェンテックス社の本拠地となるペンシルベニア州シンプソンの施設でおこなわれ、2024年4月までの完納が予定されている。
Source: U.S. Department of Defense (DoD) Contracts for April 12, 2019
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